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WTCC2014開幕,RSII装着トムコロネル選手 まさかの大クラッシュ!

WTCC 2014
WTCC 2014
2014年 WTCCは大きく変わった。
まずホイール&タイヤが、17インチから18インチに大口径化。それに伴いオーバーフェンダーの取付けがOKになり、ボディシルエットの迫力が倍増。 F1,WRCとも共通のパワーユニット「1.6ℓ+ターボエンジン」は過給制限が緩和されパワーアップし、その速さの迫力も倍増している。
17インチから18インチに大口径化
17インチから18インチに大口径化
そしてWRCで10連覇を達成したセバスチャン・ローブがWRCのシトロエンチームと参戦という話題も強烈。

シトロエンチーム
シトロエンチーム
YOKOHAMA ホイールは、ホイール供給チームを戦闘力の高いイタリアの“ロアル・モータースポーツ”1チームへ絞込み、ADVAN Racing RSII-WTCC 18inchをロアルのエンジニアとの綿密な打ち合わせで完成させた。

ロアル・モータースポーツは今年、マシンをBMWからシボレーへスイッチ、シボレーの名門イギリスRMLレーシングから若いトム・チルトン選手が移籍して、トム・コロネル選手と鉄壁の2カーで挑む。

トム・チルトン選手
トム・チルトン選手
4月12-13日 WTCC第一戦がモロッコのマラケシュ市街地サーキットで開催。
オフのテストから好調が伝えられていたシトロエンがやはり速く、他チームを1秒以上引き離すラップタイムをフリープラクティスから出してくる。その中で、シボレーのトム・チルトン選手は、その直後のタイムで食らいつきレースでも1,2レースとも4位に入る健闘。
ブラックカーボンのボディにシルバーメタリックのRSIIが絶妙なマッチングを見せる。

大クラッシュしてしまったトム・コロネル選手
大クラッシュしてしまったトム・コロネル選手
一方のトム・コロネル選手は、不運に見舞われる。リバースグリッドの第2レースのポールから飛び出したコロネル選手は、スタート直後のまだストレートの途中で、ホンダにのるべナーニ選手からプッシングをくらい、たまらずスピンモードに。そして、市街地コースならではの左右のコンクリートウォールにピンポンのようにヒットし、大クラッシュとなってしまう。無残な姿となったマクレガーカラーのシボレー、装着されている真新しいRSIIが何とも寂しそうである。

第2戦は、4月19-20日フランスのポールリカールで開催される。


画像をクリックするとYutubeチャンネル「tomcoronelracing」の映像へジャンプします。

 

トム・コロネル選手のChevrolet RML Cruze TC1
トム・コロネル選手のRoal Motorsport Chevorlet cruse TC1
トム・チルトン選手のChevrolet RML Cruze TC1
トム・チルトン選手のRoal Motorsport Chevorlet cruse TC1
トム・コロネル選手
トム・コロネル選手