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GAZOO Racing 86/BRZ Race 第10戦 鈴鹿サーキット -
ADVAN Racing RZ for 86 Race装着車の82号車 谷口信輝選手が5度目の優勝!

KTMS 86
KTMS 86
今シーズン最後となる10戦目の開催となったGAZOO Racing 86/BRZ Race 第10戦。今回も85台と多くのエントリーとなり、予選、決勝と共に2組に分けられ、決勝は各40台のエントリーとなる。そのため、5台は予選落ちとなり決勝に進むことが出来ない。

予選
時折晴れ間の見える8日の予選は、2組に分けられ、1グループは11:00より開始となる。予選開始1番手にコースインした#962織戸学選手は最初のアタックラップで2’32.090をマークするが、同ラップで#1山野直也選手が1’31.479をマークし、#962織戸学選手は2位に留まる。42台が出走する中でのクリアラップが取れず、#962織戸学選手は早々にアタックを終了した。
1グループの15分後に2グループの予選が11:35より開始。#82 谷口信輝選手が早々に2’32.192をマークしグループトップタイムとなる。しかし、1グループの#1山野直也選手のタイムにはとどかず、#1山野直也選手がポールポジションを獲得し、#82 谷口信輝選手は2番手のスタートとなった。

決勝Aレース
KTMS 86
KTMS 86
徐々に雨が強まる中迎えた決勝Aレース。路面コンディションはウェット。各車順調なスタートを見せる中、グリッド順で1コーナーを通過。S字コーナーから#82 谷口信輝選手がトップを走る#1山野直也選手にプレッシャーをかけ始め、デグナーカーブで#82 谷口信輝選手がトップに立った。
谷口信輝選手
谷口信輝選手
その直後に後続車のクラッシュによりセーフティーカー導入。2周目でセーフティーカーのランプが消え、 #82 谷口信輝選手の好調なスタートにより、3周目のコントロールラインでは2番手の#1山野直也選手に5秒以上の差をつけ通過。その後もタイム差を広げる中、グリッド7番手だった#610 元嶋佑弥選手が3番手まで追い上げ、5周目で#1山野直也選手を抜き2番手となる。更にその後方を4番手で走行していた#962織戸学選手が6周目で#1山野直也選手を抜き3番手となる。
KTMS 86
順調に2位との差を広げながらトップを走行していた#82 谷口信輝選手がファイナルラップでは9秒4の差をつけて、今回で5度目の優勝を飾った。

これにより、2014年のGAZOO Racing 86/BRZ Raceは終了となり、82号車 谷口信輝選手が5度目の優勝、30号車の青木孝行選手の1勝で、ADVAN Racing RZ for 86 Race装着車が10戦中6勝を快挙を成し遂げた。 また、シリーズチャンピオンの#82谷口信輝選手、2位に#30 青木孝行選手と、ADVAN Racing RZ for 86 Race装着車のシリーズランキングがワン・ツーとなった。
タイヤでは、ADVAN A08Bが10戦全勝を達成した。

 

KTMS 86
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ADVAN Racing RZ for 86 Race
ADVAN Racing RZ for 86 Race
表彰台
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