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GAZOO Racing 86/BRZ Race第11戦 富士 谷口選手は7位に入り、ランキング4位確定

11月20日(土)~21日(日)、GAZOO Racing 86/BRZ Raceの第11戦が富士スピードウェイで行われた。3月に始まった2021年シーズンも早いもので最終戦。アクセスの良い富士スピードウェイが舞台とあって、全国から134台の86とBRZが終結した。クラス別のエントリー台数はプロフェッショナルシリーズが33台、クラブマンシリーズ(エキスパート)が32台、クラブマンシリーズ(オープン)が69台。なお、今回は土曜日に予選、日曜日に決勝が行われる通常フォーマットとなっている。

プロフェッショナルシリーズの予選は14時45分から15分間。谷口選手はコースの様子を見ながら、遅めのコースイン。3周目に2分03秒532をマークし、6位につけた。前日までタイムは伸び悩んでいたが、さまざまなトライの結果、マシンのパフォーマンスが改善。上位グリッドにつけることができた。
決勝(10周)は日曜日の14時25分から行われ、谷口選手は6番グリッドからスタート。ポジションをキープしてオープニングラップを終える。ランキング上位進出の可能性を残しているため、プッシュする谷口選手。しかし、ライバルの前に出られるほどのアドバンテージはなく、5周目に1つ順位を下げ、7位でチェッカーを受けた。今回の結果により、谷口選手の総獲得ポイントは81ポイントとなり、ランキング4位が確定。5回目のチャンピオンを目指していた谷口選手にとって不本意なシーズンとなった。

クラブマンシリーズ(オープン)には、2大会ぶりに岡田選手が出場。予選は1組4位となり、7番グリッドからスタートすると、5台抜きを見せ2位表彰台を獲得。堂々のランキング2位で今シーズンを終えた。また、同シリーズには前戦に引き続き東海エリアを中心に活動するタレント、黒岩選手が出場。岡田選手のすぐ前、6番グリッドからスタートし、表彰台を目指したが、8周目にADVANコーナーでストップ。元気あふれる走りを披露したものの、40位完走扱いという結果に終わった。

2013年から続いた86/BRZ Raceも今日で見納め。来年から新たにGAZOO Racing GR86/BRZ Cupが開催されることが発表されており、見どころの多い一年になりそうだ。

#82 KTMS86 谷口信輝選手
#82 KTMS86 谷口信輝選手
#559 ADVANMAXORIDO86 岡田整選手
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#96 muta Racing K1 YH 86 黒岩唯一選手
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