GAZOO Racing 86 /BRZ Race Rd.7 MOTEGI report
KOBE TOYOPET 86
2013年より開幕したTOYOTA 86、SUBARU BRZのナンバー付車両によるJAF公認のワンメイクレース「GAZOO Racing 86/BRZ Race」。
このレースも第7戦で今年の最終戦を迎える事となり、11月2日、3日の2日間、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
今回は過去最大の92台のエントリーとなり、予選通過は45台と、約半分に絞られる。
谷口信輝選手
ドライバーはGTドライバーの谷口信輝選手が参戦。マシンは谷口選手のスポンサーである神戸トヨペットがサポートするゼッケン92「KOBE TOYOPET 86」。第2戦から参戦している。
ADVAN Racing RZ for 86 Race
第2戦のデビューから、この86には「
ADVAN Racing RZ for 86 Race」が装着されている。専用カラーのレーシングホワイトがボディーカラーとマッチしている。
サイズは86/BRZ Raceのレギュレーションである16×7.0J +48とし、このレースのために各部の強度は確保したまま軽量化を施したスペシャル仕様。
〜 Race Report 〜
11月2日土曜日 予選
空は太陽を見せる事無く終始曇りであったが、コースは常にドライ。今回もA,Bグループに分けられ、台数も多い事から予選から壮絶なバトルが予想された。
11時15分に予選が開始されると同時に谷口がコースイン。早々にアタックを開始し、計測1周目で2'20.143をマーク。この時点でトップとなる。
アタック後、谷口は早くもピットイン。これ以上連続アタックしてもタイム更新が見込めないと判断し、ピットインし、クーリングしながら様子を見る事にした。
ピットロードで、他車のタイムを見ながら様子を見る谷口。そのまま最初にマークしたタイムを抜かれる事無くAグループ予選終了となり、総合でもトップとなりポールポジションとなった。
(予選通過は45台)
11月3日日曜日 決勝
この日も空は終始曇りでありながらコースはドライ。予定通り10時20分より開始。10周で行われる。
スタートで、No.7山野選手が得意のスタートでトップを譲ってしまうが、それ以上距離を離されず、No.7山野選手、No.92 谷口、No.962 織戸学選手が、接近戦を維持し、周回を重ねる。
レース中盤から水温が上昇し、パワーが徐々に減少。それに伴い、No.962 織戸学選手に2番手を譲ってしまい3番手に。そのまま接近戦の状態でチェッカーとなり、3位で終えた。
2013年度シリーズポイントランキングは6位となった。