- WTCC鈴鹿ラウンド ADVAN Racing RSII 装着 ROAL MOTORSPORT CHEVROLET トム・チルトン選手 レース1で2位表彰台! -
- トム・コロネル選手もレース2で4位入賞! -
2014年10月25日、26日の2日間、三重県鈴鹿市の鈴サーキットにて、WTCC 2014鈴鹿ラウンドが開催された。
2014年も、スーパー耐久との併催となり、その時間配分から、WTCCのスケジュールは土日共に後半に行われた。昨年との違いは、東コースでのレースから、今年はフルコース。
YOKOHAMA Wheel「ADVAN Racing RSⅡ」を装着したロアル・モータースポーツのトム・コロネル選手と、トム・チルトン選手。共にマシンはシボレーRMLクルーズTC1。
10月25日の土曜日の15:30より予選がスタート。トム・コロネル選手、トム・チルトン選手共にQ2まで順調に進み、トム・コロネル選手は2'06"993をマークし8位、一方ここ数戦速さが際立ってきたトム・チルトン選手はQ3に進出。初めての鈴鹿フルコースにもかかわらず、高速130Rをオーバー・ランするほどの激しいアタックで2'06.035をマーク、見事シトロエン3台に続く4位を獲得する。
10月25日、スーパー耐久の決勝終了後の14:30にWTCCの決勝Race1が開始となる。Race1は予選通りのグリッド順となる。
レース1のスタートでは、予選3位のセバスチャン・ローブ選手がスタートを失敗しトム・チルトン選手が3番手に浮上。しかし1周目の130Rで姿勢を乱したところをヒューゴ・バレンテ選手にかわされ4番手に落ちてしまう。このバレンティ選手とローブ選手に挟まれる形で3位争いを繰り広げるチルトン選手だが、7周目に2番手を走るイヴァン・ミューラー選手がタイヤトラブルでリタイアし2番手争いとなりヒートアップ。
そしてドラマは10ラップ目に起きた。スプーンカーブ手前の260Rから一気にバレンテ選手との差をつめるチルトン選手がスプーンカーブ2個目でバレンテ選手のインに飛び込み、ホイールを接触させながらのサイドバイサイドで、バックストレートで見事に2位にポジションアップ。130Rでは今度はローブ選手が動揺するバレンテ選手を押し出す形で3位に上がる。これぞWTCCバトル。見事トム・チルトン選手が2位表彰台をゲットした。ピットに戻ってきたチルトン選手のシボレーに装着されたADVAN Racing RSII-WTCCの生々しい傷がバトルの激しさを物語る。
Race1のチェッカー30分後にはスタートという慌ただしい状況のRace2はリバースグリッド。トム・コロネル選手は4番手、トム・チルトン選手は11番手からのスタートとなる。
ADVAN Racing RSⅡ装着の2台はそのまま順位を変えることが無くスタートし、順調に周回を重ねる中、5LAP目でミューラー選手とバレンテのマシンが接触し、バレンテ選手のマシンがペースダウンし、ピットイン。それにより、トムチルトン選手は一つ順位を上げ10番手となり。
一方、トム・コロネル選手も少しづつ、3番手とのタイムを縮めていたが、惜しくも表彰台を逃し、4位でチェッカーとなり入賞を果たした。