2015 SEMA SHOW にYOKOHAMA WHEEL ブース出展
今年も11月3日から6日の4日間、世界最大級のチューニングカーイベントである「SEMA SHOW」がアメリカのラスベガスで開催された。
YOKOHAMホイールも例年通り北米販売代理店「マッキン・インダストリー(Mackin Industry Co. Ltd)」社の運営で、ブースを展開した。
今年の注目は、まずなんといってもADVAN Racing GT for Porsche の発表である。例年YOKOHAMAホイールは東京オートサロンショウでその年の新商品を発表することが通例になっているが、今回はポルシェ・チューニングが盛んなアメリカ市場を意識してサロンに先駆けての発表となった。そしてそのADVAN Racing GT for Porsche のラインナップの中でも特に注目を集めたのが、ポルシェGT3、Turbo-S用センターロックホイール用の発表である。
ブースに展示したWORLD MOTOR SPORT が手がけた991Turbo-Sには、右サイドに“レーシング・チタニウム・ブルー”、左サイドに“レーシング・レッド”を装着。装着サイズは、フロント20X9.0J INSET+49 に255/30R20、リア20X12.0J INSET+44に335/25R20をインストール。
通常のTurbo-Sのリアサイズは20X11.5J INSET55を設定しているが、これがアメリカチューニングの凄さである。いずれにしてもこのセンターロックホイールの人気はすさまじく、発売が待ちきれないというカスタマーの声が多く聞かれた。
もう一台は、シンシナティに本拠を持つRAV Spec が手がけた370Z。ボディキットは日本のアミューズ製が基本で、そこに彼らなりのモディファイを施していた。装着したのはADVAN Racing GT Premium Version のレーシング・ゴールド・メタリック。サイズは、フロントに20X10.5J INSET+24 リアに20X12.0J INSET+13。このリアに装着したサイズも今回のセマショウのために特別に作製したプロトタイプ。レギュラー設定されている12J INSET+20 よりもさらにスポークコンケイブを深くした迫力のフォルム。どうデザインはオートサロンでも関西サービスのR35GTRに装着予定。
ホイール単品展示コーナーも去年同様とてもハイセンスで、東京オートサロンのYOKOMAHAホイールブースを手本としたYOKOHAMAホイールが持つ雰囲気と非常にマッチしたブース。とくに、デザインのデティールやジャパンメイドの作り込みなどを細かく説明したパネルが各ホイールごとに設置され、詳細のその内容を読む来場者も多く見かけられた。