GAZOO Racing 86/BRZ Race開幕戦、谷口信輝選手は9台抜きの4位
3月20日(土)~21日(日)、GAZOO Racing 86/BRZ Raceがツインリンクもてぎで開幕した。今年は全国のサーキットを転戦しながら、全8大会(11戦)が開催される。第1戦はスーパー耐久と併催のため、土曜日に予選、日曜日に決勝を行うスケジュール。エントリー台数はプロフェッショナルシリーズが31台、クラブマンシリーズ(エキスパート)は26台、クラブマンシリーズ(オープン)は37台。
土曜日の天候は曇り。日曜日に雨の予報が出ているため、谷口選手は雨を見据えたタイヤ選択を行い、予選にのぞんだ。予選は9時15分から15分間。谷口選手はセッション後半にアタックを行い、2分17秒066をマーク。前日の専有走行のベストタイムとほぼ同タイムながら、順位は13位。上位勢が軒並みベストタイムを更新しているからで、谷口選手にとって不本意なアタックとなった。決勝では1台でも多く抜き、多くのポイントを稼ぐことが目標。
日曜日の天候は雨。路面はヘビーウエットで、荒れた展開になることが予想された。谷口選手はアウト側、13番グリッドから好スタート。スタート直後の混戦をうまくくぐり抜け、7位でホームストレートに戻ってくる。谷口選手はペースの上がらない選手やコースアウトする選手を横目に、2周目に6位、5周目に5位、6周目に4位までポジションアップ。終わってみれば9台抜きの4位でチェッカーを受け、トップ3とのポイント差を最小限にすることができた。
なお、クラブマンシリーズのオープンにはディフェンディングチャンピオンの岡田整選手が出場。予選3位からスタートし、昨年の最終戦に続く2連勝を狙ったが、トップの加藤選手に4.964秒届かず。惜しくも2位となった。
次戦、第2戦は5月8日~9日、富士スピードウェイで行われる。