GAZOO Racing 86/BRZ Race第2戦、谷口信輝選手は11位
5月8日(土)~9日(日)、GAZOO Racing 86/BRZ Raceの第2戦が富士スピードウェイで行われた。昨年は新型コロナウイルスの影響により、富士での開催が中止に。そのため富士で86/BRZ Raceが行われるのは2年ぶりとなる。エントリー台数はプロフェッショナルシリーズが30台、クラブマンシリーズ(エキスパート)29台、クラブマンシリーズ(オープン)57台。
土曜日の天候は曇り。各クラス15分間の予選を行い、スターティンググリッドを決める。谷口信輝選手が出場したプロフェッショナルシリーズの予選では、前走車のスリップストリームを効果的に使おうと、多くの選手がピットロードでコースの状況を見極めている。谷口選手もしばらく待機していたが、残り約6分でコースイン。ライバルのすぐ後ろでのアタックを狙う。しかし、狙い通りの位置をとることができず、タイムはトップからコンマ8秒遅れの2分04秒971。不本意な12位スタートとなった。
日曜日の天候も曇り。谷口選手はイン側、12番グリッドからスタート。オープニングラップの混戦をうまくくぐり抜け、10位で1周目を終える。谷口選手は2周目に冨林選手をパス。9位に上がるが、ペースは上がらず、徐々に後退していく。谷口選手は14位でチェッカー。レース終了後、上位の選手にペナルティが科されたため、正式結果は11位となった。
クラブマンシリーズのオープンにはディフェンディングチャンピオンの岡田整選手が出場。予選1位からスタートし、一度もトップを譲らずポールトゥウィン。今季初勝利を挙げ、ポイントリーダーに立った。また、同じくオープンには東海エリアを中心に活動するタレント、黒岩唯一選手が出場。予選は2組7位となり、13番グリッドからスタート。力強い走りで5つ順位を上げ、8位入賞を果たした。
次戦、第3戦は6月13日、オートポリスで行われる。