全日本ラリー選手権 第7戦
ADVAN Racing RZ-F2 装着のADVAN KTMS GRヤリス
トラブルで無念のリタイア
7月3日〜4日の2日間、北海道虻田郡ニセコ町、北海道磯谷郡蘭越町で、「2021年 JAF全日本ラリー選手権 第7戦 2021ARKラリー・カムイ」が開催。
JN-1クラスに参戦する、奴田原 文雄選手/東 駿吾選手の「ADVAN KTMS GRヤリス」がミッショントラブルによりリタイアとなった。
今シーズン初のグラベルラリー(未舗装路)であり、ギャラリー観戦エリアを両日100人限定で設置して2年ぶりの開催となったARKラリー・カムイ。レッキが行われた金曜は雨であったが、競技期間中は晴天に恵まれた。1日目 6SS、2日目 6SS の計 12SS、エントリー台数は48台。
グラベルラリーのデータ初取得で挑むも、ミッショントラブルが発生し LEG1サービス戦線を離脱、スペアミッションへ交換して再出走した LEG2でも不調が改善せずリタイアとなった。
奴田原 文雄 コメント
今回がグラベル初戦のGRヤリス。メリットである車両の軽さを最大限に生かせるようにセッティングを行いカムイラリーに挑みましたが、残念ながらリタイヤを喫する事となりました。リタイヤの 原因はミッショントラブルです。
初日LEG1 のSS4で不具合が発生しサービスになんとか戻るまではと慎重に走行をしておりましたが、SS5でギアが1速から抜けなくなりラリー継続を断念しました。新型車両ゆえのパーツ開発途上トラブルは避けれませんが、原因究明と対策を施し次戦に向けてミスの ないようにしっかりと準備をすすめていきます。
次戦は8月横手ラリー(秋田)、そして9月ラリー北海道とグラベルラリーが2戦続きます。8月中旬の横手ラリーは路面の過酷さに加えて暑さとの戦いにもなるのではと予想されます。しっかりと走り切り、上位入賞を目指して行きます。
東 駿吾 コメント
ラリー・カムイはリタイアという結果に終わってしまいました。ただ、車両に足りないところ、コドライバーとして自分に足りないところを見つけることができたので、前向きに捉えたいと思います。 全日本ラリーは前半戦を終え、1ヶ月半のインターバルに入ります。この間に改善を続け、皆様のご支援に応えられるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。
今回のADVAN KTMS GRヤリスには、「ADVAN Racing RCⅢ」が装着されています。