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GAZOO Racing 86/BRZ Race第4戦/第5戦、谷口選手は3位と4位

7月24日(土)~25日(日)、GAZOO Racing 86/BRZ Raceの第4戦と第5戦がスポーツランドSUGOで開催された。土曜日に予選と第4戦、日曜日に第5戦を行うダブルヘッダー開催。エントリー台数はプロフェッショナルシリーズが28台、クラブマンシリーズ(エキスパート)が20台、クラブマンシリーズ(オープン)が34台となっている。

土曜日の天候は晴れ。朝から強い日差しがアスファルトを照りつけている。追い抜きの難しいSUGOでは、スターティンググリッドを決める予選が非常に重要。今回のSUGOラウンドでは、予選のベストタイム順で第4戦、セカンドベスト順で第5戦のグリッドが決まる特別ルールが採用されている。プロフェッショナルシリーズの予選では、谷口選手が予選開始と同時にコースイン。2周連続でアタックを行い、1回目に1分38秒997、2回目に1分39秒926をマーク。この結果により、第4戦の予選は3位、第5戦は5位となった。今季初出場の織戸選手は第4戦が14位、第5戦が21位。

第4戦と第5戦の周回数はそれぞれ13周。使用できるタイヤは1セットのみと決まっているため、タイヤをセーブしながら、いかに順位を上げるかが勝負のポイントに。谷口選手は第4戦のスタートを決め、2位にポジションアップ。しかし、3周目にトップの宮田選手に仕掛けた際、すぐ後ろの菅波選手にインを奪われ、3位にダウン。その後は後続をおさえきり、3位でチェッカーを受けた。なお、織戸選手は8周終了時にピットに入り、リタイアとなっている。

日曜日の天候も晴。谷口選手は第5戦のスタートを無難にまとめ、5位で1周目を終了。前を走る服部選手を僅差で追うが、抜くことができない。後半、上位から下がってきた川合選手を抜くも、OTGの3台に届かず。4位でチェッカーを受けた。また、21位からスタートした織戸選手は2つ順位を上げ19位。

なお、クラブマンシリーズ(オープン)に岡田選手が2戦ぶりに出場。第4戦の予選は1位、第5戦は4位を獲得し、第4戦でポールトゥウィンを達成。しかし、第5戦は6周目にマシントラブルが発生し、コースサイドにストップ。悔しいリタイアとなった。


第5戦終了時の谷口選手のランキングはトップと36ポイント差の3位。今シーズンはまだ6戦を残しており、逆転チャンピオンは十分可能。谷口選手の巻き返しに期待したい。

#82 KTMS86 谷口信輝選手
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#17 サミー☆K-one☆MAX86 織戸学選手
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#559 ADVANMAXORIDO86 岡田 整 選手
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