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GAZOO Racing GR86/BRZ Cup開幕戦
ADVAN Racing TC-4 for GR86/BRZ Cup 装着のプロクラス谷口選手がポールトゥウィンを達成し、
クラブマン勝木 崇文選手が2位表彰台!

7月16日(土)~17日(日)、待ちに待ったGAZOO Racing GR86/BRZ Cupが富士スピードウェイで開幕した。9年間続いたGAZOO Racing 86/BRZ Raceに代わる、新しいワンメイクレース。

開催クラスはプロフェッショナルシリーズとクラブマンシリーズの2つで、エントリー台数はプロシリーズが39台、クラブマンシリーズが50台。車種毎の内訳はGR86が80台、BRZが9台(プロ4台、クラブマン5台)となっている。
今年からプロシリーズはサスペンションやマフラーなど、認定パーツの交換が可能となった。
そしてホイールも16インチから17インチとなり、YOKOHAMA WHEELも「ADVAN Racing TC-4 for GR86/BRZ Cup」を5月にリリース。
各部を徹底して見直し、17x7.5J +44 のレギュレーションサイズを、スタンダードデザインではなくGTRデザインで設計し、指定部品のアドヴィックス・キャリパーにも対応している。さらにバルブ込みの重量が7.0Kgと軽量化を実現。

プロシリーズの予選は土曜日の14時35分から20分間。朝から本降りの雨で、一時は予選の開催も危ぶまれたが、午後に入ると雨は弱まり、予定通り開催された。谷口選手は予選開始早々にコースイン。時間の経過とともに路面が乾いていくことが予想されるため、周回を重ねながら徐々にタイムアップしていく。
谷口選手は8周目に2分12秒846のトップタイムをマーク。2位の菅波選手を0.049秒上回り、ポールポジションを獲得した。
プロシリーズにステップアップした2020年のクラブマンシリーズ(オープン)のチャンピオン、岡田選手は36位。

前日とはうって変わって快晴となった決勝の日曜日。谷口選手は順当なスタートを決め、トップで1コーナーへ。予選2位の菅波選手をおさえてホームストレートに戻ってくる。谷口選手は背後の菅波選手から厳しいプレッシャーをかけられるが、落ち着いてディフェンス。菅波選手の背後には伊東選手がつけており、3台連なってのトップ争いが延々と続く。
谷口選手は7周目、菅波選手に0.174秒差まで詰め寄られるが、トップの座を守り切り、トップチェッカー。記念すべき開幕戦をポールトゥウィンで制し、表彰台で笑顔を見せた。
36番グリッドからスタートした岡田選手は、決勝での追い上げを狙うも、33位。ほろ苦いプロシリーズのデビュー戦となった。

また、クラブマンシリーズでも、勝木 崇文選手が予選は2番手のフロントローを獲得。決勝では一時3番手に順位を下げるが、ファイナルラップの最終コーナーで、見事2番手を取り返し、2位表彰台を飾り、ADVAN Racing TC-4 for GR86/BRZ Cupとして、完璧な開幕戦を迎えることができた。

今年もクラブマンではもう一人、レース経験豊富なタレント、黒岩選手が出場。
予選34位からスタートするも、決勝では順位を上げることができず、37位でフィニッシュ。その奮戦ぶりは、彼がパーソナリティを努める名古屋TVの「黒ちぇんねる」で詳しく放送予定。

次戦は8月20日、21日に宮城県のスポーツランドSUGOで行われる。

#82 KTMS86 谷口信輝選手
#82 KTMS86 谷口信輝選手
#17 COVERS K-one GR86 岡田整選手
#17 COVERS K-one GR86 岡田整選手
#96 K-one黒ちゃん GR86 黒岩唯一選手
#186 Star5 ダイシンGR86 勝木 崇文選手
#96 K-one黒ちゃん GR86 黒岩唯一選手
#96 K-one黒ちゃん GR86 黒岩唯一選手