TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 第4戦 鈴鹿
ADVAN Racing TC-4 for GR86/BRZ Cup 装着の
クラブマンシリーズの勝木選手 ポールポジションから惜しくも2位
10月29日(土)~30日(日)、GR86/BRZ Cupの第4戦が鈴鹿サーキットで行われた。エントリー台数はクラブマンシリーズが41台、プロフェッショナルシリーズが35台。
クラブマンシリーズにはランキングトップの勝木崇文選手(186号車)と東海エリアを中心に活躍するタレント、黒岩唯一選手(96号車)のGR86には「ADVAN Racing TC-4 for GR86/BRZ Cup」が装着されている。
予選日の天候は晴。クラブマンシリーズの予選はスーパーフォーミュラ(SF)の走行直後に行われた。勝木選手はSFのタイヤラバーが路面に残っていることを予想し、慎重にアタック。2周目に2分31秒917のトップタイムをマークし、狙い通りにポールポジションを獲得した。黒岩選手はクリアラップがとれず、不本意な18位(2分35秒076)。
決勝日の天候も晴。8周の決勝では、勝木選手がスタートで出遅れ、予選2位の選手が先行。ヘアピンコーナー立ち上がりでストップするマシンがあり、1周目にセーフティカーが導入される。車両撤去とコース清掃に時間がかかり、6周目からリスタート。勝木選手はホームストレートでトップの選手に並びかけるが、前に出ることができない。その後もオーバーテイクの機会をうかがうが、ポジションキープでチェッカー。チャンピオン争いは最終戦、岡山に持ち越された。また、黒岩選手は後続に追突される不運があり、15位フィニッシュ。ホームレースを入賞で飾ることができなかった。
一方、プロフェッショナルシリーズには谷口信輝選手(82号車)と岡田整選手(17号車)が出場。谷口選手は2戦ぶりのGR86/BRZ Cupとなったが、予選日までに上位とのタイム差を詰めることができず、予選は18位。決勝でも1周遅れの33位と見せ場を作ることができなかった。また、今年からプロフェッショナルシリーズにステップアップした岡田選手は予選33位からスタートし、30位でフィニッシュ。レース後、上位の選手にペナルティが科されたため、正式結果は29位となった。
最終戦、岡山は11月19日~20日、岡山国際サーキットで行われる。