2021年 JAF全日本ラリー選手権 第4戦 久万高原ラリー
ADVAN Racing RZ-F2 装着のADVAN KTMS GRヤリス クラス 4位
ADVAN Racing RG-D2 装着のトヨタ86 クラス 2位
【大会概要】
日程:2021年10月29日(金)~ 10月31日(日)
主催:松本オートクラブ(MAC)
場所:愛媛県上浮穴郡久万高原町ハイランドパークみかわ周辺
路面:ターマック
総走行距離 341.60㎞/ SS総距離 110.10㎞ / SS数 8本 / 2レグ・5セクション
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、5月開催予定が延期となっていた久万高原ラリーは、2021年JAF全日本ラリー選手権のシリーズ最終戦として、2年振りに合計6カ所のスペシャルステージを舞台に行われた。
レッキが行われた29日(金)とLEG1は晴天であったが、夜から雨足が強まりLEG2はウエット宣言が出される路面コンディションの厳しいテクニカルなターマックステージと なった。
【成績】JN-1 クラス 4位
車名:ADVAN KTMS GRヤリス
ドライバー:奴田原 文雄
コ・ドライバー:東 駿吾
チーム名:NUTAHARA Rally team
サービス:濱崎 正義(KTMS 神戸トヨペット) 飯島 康宏(KTMS 神戸トヨペット) 山田 淳一(RUTS RACING)田中優美子
標高 1,000m のハイランドパークみかわを起点としてスタート、美川リバース(6.97㎞)と柳井川(14. 21㎞)を3回リピートするステージ、タイヤの摩耗が激しくサービスでフルチェンジを行う。初日トップから1分03.3秒差5番手で折り返す。2日目雨で路面はウエット、20㎞を超えるロングステージ。タイヤやセッティングを変更し後半タイムを上げ、最終結果4位でフィニッシュした。
奴田原文雄 コメント
今年4月、唐津から参戦した新しいGRヤリスでの挑戦となりましたが、ノーマルセットアップの良さを最大限に活かし3位を取ることができました。その後はミッショントラブルがあったり、パーツの揃わないハンデのある中で苦戦が続きましたが、新たな体制で全日本ラリー今シーズンを走り切ることが 出来たこと、スポンサーの方々に支えられてラリー活動ができたことに感謝しております。また多くのラリーファンの方からも応援メッセージをいただくことができて頑張ることができました。来年に向けてはやるべきことが見えているので、引き続きチームの協力を得ながら、シリーズ争いが出来るように車も自分も速くしてさらに頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします。
東 駿吾コメント
初めて最高峰の全日本ラリーのコドライバーとして関わらせていただいたのですが、大きなミスなく走り切ることができ安心しています。前半戦は緊張して余裕がなかったのですが、ドライバーの奴田原さんはミスも少なく、自分では考えられないくらいに速いので、後半戦はラリーそのものを楽しみながら参戦することができました。来年に向けても、コドライバーとして出来ることを最大限努力して頑張ります。
【成績】JN- 3クラス 2位
車名:トヨタ86
ドライバー:大竹 直生
コ・ドライバー:藤田 めぐみ
チーム名:NUTAHARA RALLY SCHOOL
サービス:濱崎 正義(KTMS 神戸トヨペット) 飯島 康宏(KTMS 神戸トヨペット) 山田 淳一(RUTS RACING)大竹 公二(株式会社オータケ)
標高 1,000m のハイランドパークみかわを起点としてスタート、美川リバース(6.97 ㎞)と柳井川(14. 21 ㎞)を3回リピートするステージ、連続するコーナーではマシンの動きが良く攻めることができたが、SS 4 の 12 ㎞地点で右コーナーイン側のグレーチングにヒットして右リアタイアをバースト、その後も攻めるが調子を戻せず総合13 位、クラス3位で折り返す。2日目は雨が強まりウエットコンディション。セッティングを変更して問題なく走れていたが最終 SS でエンジントラブルが発生する。エンジンパワーが上がらず加速しないままフィニッシュとなったが、結果はリタイア車が出たことで 総合10位、クラス 2 位フィニッシュ。デイポイント取得してシリーズチャンピオンも獲得した。
大竹 直生コメント
2日目最終SSでエンジントラブルで半分諦めていがましたが、無事シリーズチャンピオンを獲得することができました。一年を振り返るとうまく走ることができなく、苦しいことが多かったです。最後の最後まで苦しいラリーでしたが、諦めずに最後まで走り切ってよかったです。結果の出ないラリーもたくさんありましたが、最後までやりきれたのは皆様のおかげです。チームの皆さま、家族、サポート応援 してくださった皆さま、藤田さんのおかげです。この 1 年間で大きく成長できたと思いますし、これからももっといいドライバーになれるように全力を尽くします。これからも宜しくお願い致します。本当にありがとうございました。
藤田めぐみ コメント
成績は浮き沈みのある1年間でしたが、諦めずに走り続けて良かったと思いました。大竹選手もかなり安定した走りになって落ち着いていて、次は世界へ羽ばたいてほしいなと思いました。シリーズチャンピオンは大変嬉しく、ありがとうという気持ちです。メカニックの皆さんもすごく色々してくださるので、安心して走ることができました。サポートしてくれた全ての方々へ感謝しています。