FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)日本ラウンド レポート
今年も世界最高峰のツーリングカーによるスプリントレース、WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)の日本ラウンドが鈴鹿サーキットで開催された。
2005年の発足当初はF1、WRC(世界ラリー選手権)と並ぶ三大FIA世界選手権のひとつとして、後にFIA GT1とWEC(世界耐久選手権)がFIA世界選手権に加わったことから、現在では6つあるFIA世界選手権のひとつに数えられている。
WTCCは一日に2回行われる決勝レースが、ともにスタートからフィニッシュまで手に汗握る接戦となる特徴がある。この特徴を生み出している大きな要素がリバースグリッド・システムとなる。
WTCCが発足した2年目の2006年から、ワンメイクタイヤサプライヤーとしてWTCCを足元から支え続けているのが横浜ゴムです。
また、2007年からPRO TEAMにADVAN Racingホイールを供給している。
このイタリアチームはそのデザインの良さに絶賛しているが、性能的にはシビアな要求が毎年出される。その要求に応える形で、RS-WTCCはシーズンごとに進化を遂げている。
今シーズン投入されているモデルも昨シーズンのものとは、リムのプロファイルが微妙に異なる。
BMWプライベータ−のトップチームであるプロチーム・レーシングは、2007年、2009年、2010年と3回にわたりインディペンデントクラスでのチャンピオンをこのRSを履いて獲得している。
そして2012年シーズンからは、ADVAN Racing RSがRS IIへと進化するのに連動してRS-WTCCもサイドカットを施されたRS II-WTCCへと変更されている。更に2012年から、トム・コロネル選手がドライバーを務めるROAL MotorsportにもADVAN Racing RS IIを
供給開始。
鈴鹿では両チームが白熱するレースを展開した。
また、GPスクエアエリアのアルミホイールコーナーはこれまでにない大規模な展示。
WTCCでも活躍している「ADVAN Racing RSⅡ(アドバン・レーシング・アールエスツー)」や「ADVAN Racing GT(アドバン・レーシング・ジーティー)」など最新モデルを含む主要11ブランド/総数33本の全色を展示致しました。